大浜地域プロジェクトについて
私たちが実現したいこと「人と社会と自然をつなぐ」
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- 人と自然を
つなぐ - 人も自然の産物です。だからこそ、全て自然の産物であることに感謝し、人に自然を感じ、感謝の気持ちを育みます。
- 人と自然を
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- 人と社会を
つなぐ - そこにいる「人」と、「人」が交わることにより生まれる「社会」をつなぎ、システムや仕組化だけではなく、温かい交流を生み出します。
- 人と社会を
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- 社会と自然を
つなぐ - 人と交わることによって生まれる社会全体も、自然の一部です。だからこそ、私たちが生きる社会と自然をつなぐことにより、人にとって、社会にとって、自然にとってより良い関係を築き上げます。
- 社会と自然を
人と社会と自然の、全ての歴史をつなぐ事業として、
大浜海苔プロジェクトと二千年ごはん、雑穀米の販売を通して、
皆様の健康食文化を支えます。
大浜の海から現代へのおくりもの
日本で初めて海苔の養殖に成功した「早野義章氏」が誘致したのが、
玉名市大浜での「熊本県海苔養殖試験場」です。
大浜で養殖されている「早野義章大浜海苔」。
早野義章氏は小学校の校長に就任した当時(明治27年頃)、家庭の困窮ぶりに心を痛め、暮らしを豊かにするために大浜の海という利を活かした産業振興を模索しました。
そこで、海苔の養殖を研究し、日本で初めて海苔養殖を成功させ、生涯を通して、海苔養殖の振興に奔走したのです。
現在、大浜の海では当時の養殖技術を再現しながら、より多くの方に自然の恵みを届ける事ができるように、大規模な海苔養殖がおこなわれています。
写真手前が早野義章(はやのぎしょう)
早野義章大浜海苔
海苔をはじめとする海藻類は、海の栄養を吸収して成長することから「海の野菜」と言われています。
更に、海苔は含まれる栄養素から、「海の牛肉」とも言われています。
では、海苔の栄養素と期待できる効能はどんなものがあるのでしょう。
- 筋肉を作る「タンパク質」
- タンパク質は、筋肉や臓器の構成、酵素やホルモンの成分として重要な栄養素であり、不足すると免疫力の低下につながる恐れがあります。手軽に摂取できる海苔は、タンパク質補給に役立ちます。
- カリウム
- カリウムは、ナトリウムと共に細胞の浸透圧を保つ働きがあるミネラルの一種です。塩分の撮りすぎが気になる方は特に意識して摂りたい栄養素です。
- 葉酸
- 葉酸は水溶性ビタミンの一つで、DNAやRNAの合成に関わり、細胞の生産や再生を助ける働きがあります。特に胎児の成長に重要で、妊娠前からしっかり摂ることが必要です。更に、ビタミンB12と共に赤血球を作るため、貧血対策にも役立ちます。
- ビタミンA
- ビタミンAは、目や皮膚の粘膜の健康維持、抵抗力を高める働きがあります。皮膚が乾燥したり、暗いところで目が見えづらくなったりする方には、必須です。
- ビタミンC
- ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠なビタミンで、肌や骨、血管などの健康を保ちます。また、免疫強化にも関わるため、抵抗力を高める事にも役立ちます。
- 鉄
- 鉄は赤血球に含まれ、酸素を運ぶ働きをしています。海苔に含まれる鉄は吸収率が低めなので、動物性食品やビタミンCと一緒に摂取して吸収を高めて摂取しましょう。
- ヨウ素
- ヨウ素は甲状腺に存在しているミネラルです。基礎代謝を維持、促進、また幼児においては成長促進に欠かせないホルモンの材料になります。
- 食物繊維
- 食物繊維は腸内環境を整えてくれます。特に発酵食品を組み合わせると、よりその効果が増します。
- EPA
- EPAは不飽和脂肪酸の一つで、体内で合成することができない成分です。免疫反応の調整を行い、血液をサラサラに保ち、また中性脂肪を下げる働きが期待できます。
菊池渓谷のミネラルも含んだ大浜の海で育った海苔。栄養もミネラルも十分に含んだ海苔は、そのままでも、ご飯やおかずにしてもとにかく美味しい。歯ごたえ、口どけ、海のかおりも抜群に感じられます。
摂取できる海苔の栄養素を効率よく補給し、美味しく体内環境を整えましょう。
菊池川から現代へのおくりもの
菊池川から大浜へと流れ出る水域では、
日本遺産「二千年つづく米作り」に代表される
様々な農産物が育っています。
大浜の海に流れ出るのは菊池川。
その流域には、二千年に渡る米作りが行われてきました。
平地には古代から受け継がれた条里
山間には高地での米作りを可能にした用水路と棚田
そして流れ出る大浜には広大な耕作地を生み出した干拓。
菊池川流域は、古代から現代までの日本の米作り文化を今でも継承しており、二千年前の食文化に出会える、希有な場所です。古代より行われてきた菊池川流域での米作りは、そこで使われる水が全て大浜の海に流れ出ることを想定し、農薬などを一切使わず、奇麗な水のままで大浜へと届けるように行われ、それは今でも変わっていません。地の利を生かし、高い技術力により、米作りが守られてきました。
阿蘇外輪山の菊池渓谷を源とする、清らかでミネラル豊富な水に恵まれた地域であるからこそ、その水の美しさを海にまで届けることで、流域の様々な農業を盛んにしてきました。
発芽玄米十八雑穀ごはん
なぜ発芽玄米は健康に良いと言われるのでしょう?
発芽玄米に含まれる特有の栄養素をご紹介します。
- フェルラ酸
- ポリフェノールの一種で、アルツハイマー型認知症の進行を抑制する効果があります。死滅してしまう脳細胞を修復する働きがあるので、記憶力などの向上にも効果があると言われています。
- オリザノール
- コレステロールの吸収を抑制するほか、リラックス効果、快眠効果など、精神的な面に作用すると言われています。体内バランスの崩れや更年期障害等も改善するとされています。
- GABA
- 注目の成分として近年目にするようになったという方も多いと思います。こちらもオリザノール同様、精神をリラックスさせる効果があることで注目を集めています。脳を疲れから解放し、ストレス対策にも摂取したい栄養素です。
- ビタミンE
- ビタミンEには、強力な抗酸化作用があり、身体を酸化させる活性酸素を体外に排出する効果があります。身体の酸化はそのまま老化にもつながるため、アンチエイジングにも有効な成分です。
- 食物繊維
- 白米の何倍もの食物繊維を含んでいるため、腸内環境を整え、便通を良くする効果があります。
発芽玄米を白米に混ぜたり、また発芽玄米十八雑穀ごはんを食事に取り入れることで、白米の栄養だけではなく、上記のような栄養も取り入れることができます。
- 発芽玄米十八雑穀ごはんの
美味しい炊き方 -
普段の白米とおきかえでお召し上がりください。発芽玄米十八雑穀ごはんを、洗わずにそのまま炊飯器に入れ、お米の量に合わせた水を入れて炊くだけ。
雑穀、発芽玄米の固さが気になる方は、お水を少し多めに入れてください。
・一袋450g(約3合)分となっております。